「絡みづらい」と言われ気持ちネガティブ

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私が人生で最も挫折を感じたことは、サークルでの人間関係です。

私は人と話すのがとても苦手で、大学に入学した当時、サークルに入ろうとしませんでした。

二年生になったときに、このままではいけないと思いサークルに入ってみようと思った時には、サークルの中ではすでに仲良しグループが出来上がっていました。

活動に参加してもなかなか私にかまってくれる人はいませんでした。

 
もともと人と話すことが苦手だったこともあり、話をしても周りの人が食いついてくれなかったり、気まずそうに話が途切れたタイミングで去っていったりと、そのサークルに後から入ってきた私への風当たりはとても冷たいものでした。

後から知った話ですが、陰では私のことを「絡みづらい」と言っている人もいたようです。

 
このままでは大学生活はおろか、社会に出た後の人間関係の構築にも苦労することになると感じた私は「このままではいけない、どうにか自分を変えなくては」と思い、サークルの中でも、自分と仲良くしてくれる友だちや先輩に「私のダメなところ」について、それとなく聞いてまわってみることにしました。すると、その話題を出すと「ネガティブだな」という人がほとんどでした。

私は、会話の中で知らず知らずのうちにネガティブな発言・マイナスな言葉を使ってしまっていたことに気が付きました。

 
それから私はポジティブな人間になれるよう努力しました。

まずは極力ネガティブな発言を控えることに始まり、さらにはネガティブな言葉が出そうな場面でもポジティブな言葉を言うように徹底しました。「ごめんなさい」を「ありがとう」という言葉に。「やばい・まずい」という言葉を「もうひと踏ん張りだ・がんばろう」という言葉に。

とにかく、ネガティブな言葉を使わないように、ポジティブな言葉に置き換えて発言をするようにしました。

 
はじめは、気持ちはネガティブでも言葉はポジティブにする、というのはとても違和感のあるものでした。

しかし、言葉を重ねるごとに、自分の心からポジティブな言葉が自然と出てくるように変わってきたのです。

ポジティブな発言が自然と出てくるようになったことで、人と話していても気まずそうに話を切られたり、「ネガティブだ・暗い」などと指摘を受けたりすることもなくなりました。

 
それが自信になったのか、今では人と話をするのがとても好きになりました。

慕ってくれる後輩もでき、サークルだけでなく学校生活も充実したものになっています。

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