失敗と非難とプレッシャー

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私が最も人生で挫折を感じたのは、高校二年生の時、所属していたサッカー部の試合で自分がミスをしてしまい試合に負けてしまったことです。

私はキャプテンで、さらにセンターバックという守備をするのが主な役割であり、ミスは絶対に許されないポジションでした。

しかし、私のパスミスから相手にカットされてしまいそのミスが決勝点となり負けてしまいました。

その試合は、私達学年が引っ張ることとなる最初の新人戦であり、なおかつ公式戦であったことから、同学年や後輩から「なんであそこでミスするのか?」、「先輩しっかりしてください」など、とても厳しいことを言われてしまいました。

 

そこで気持ちを切り替えようと思っても、キャプテンとして自分が引っ張らなければいけないというプレッシャーに押しつぶされそうになってしまい、その試合を境にミスが目立つようになってしまいました。

ついにはスターティングメンバーから外されるようになりました。

とてもつらく、サッカーを辞めてしまいたい気持ちだったのですが、まずはスターティングメンバーに戻ることから努力しようと考え、練習を真剣に行い、自分に厳しくするようになりました。

居残り練習も行うようになり、日に日に体力や技術が目に見えるように伸ばすことができました。

 

 

そうした努力から、やっとのことでインターハイまでにスターティングメンバーに戻ることができました。

インターハイでは、新人戦で負けた相手と奇跡的に同じグループになり、早くもリベンジをする機会が与えられました。

結果的には、私は、失点を0に抑え、自分の与えられた役割を果たすことができ、なおかつ得点も決め、試合に勝つことができました。

 

 

以前は自分のミスで負けてしまったのですが、今回はミスもしませんでしたし、得点も決めることができたのでチームの勝利にやっと貢献することができたと感じました。

同学年や後輩から「リベンジ成功できましたね」、「先輩のおかげで勝つことができた」などと言ってもらいとても嬉しかったです。

 

 

そこで私が気づいたことは、練習から真剣に取り組むことによって自分に自信がつくのだと感じました。

さらに、失敗してもその後の反省をしっかり行い、順序立てて行動することで努力は報われるのだなと実感することができました。

これからの長い人生では、もっと挫折を味わうことがあると思いますが、しっかり反省をし、それを生かして挫折を成功の糧にしていきたいと思っています。

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